まさやんのアナリスト目線で市場を分析するブログ

ゴールデンウィーク中、日本株はさらに上昇。
日経平均はCFDベースでは19,729円まで到達してますね。
(仏選挙を控え、もう少し下に押してくるかも(?)と個人的に思いましたが、するっと上げていきましたw)

NK225_20170501_0502

さて好調と言えば、イザナミHPで公開している逆張り売買ルール。
実は2017年度も+59.2万円となかなかの成績を維持しています。

イザナミ売買ルールの設定条

この逆張り売買ルールは

「仕掛けシグナル数が、過去55日間平均の2倍以上」

という仕掛けシグナル数が大幅に増えた時のみ仕掛ける特徴があります。

つまり、暴落局面等で仕掛けシグナルが大量に発生するような日が一度発生すると、その後しばらく仕掛けシグナルが全く発生しない期間がしばらく続くこともあります。

取引数自体は3,000回以上と多いのですが、約定が無い日が続くと、日々のシグナル確認作業をついつい忘れがちになったりします。

また暴落局面で仕掛けシグナルが集中する傾向があるため、ある程度まとまった資金(イザナミHP売買ルールの初期設定は運用資金500万円)が必要になり、約定が無い日が続くと、運用資金を寝かせている感覚にじれったくなったりします。

そして久々に仕掛けシグナルが発生して約定し始めたと思ったら連敗…。

こんな流れで、運用をやめてしまうというケースが往々にしてあります。


実はこれはイザナミHP売買ルールに限らず、よくあるケース(?)で、

(1)売買ルールの特徴(コンセプト)を理解しきれていない
(2)売買ルールが持っている損益推移の時間感覚が掴めていない

といったメンタル要因で、売買ルールの実力を発揮できるような運用体制を整えられていないことに原因があると個人的には考えています。

(実運用を止めた途端、その後の検証結果では大勝ち日が続くというパターン、身に覚えがあります…)


この対策の1つとしては、日単位の損益結果も把握しておくという方法があります。

イザナミで最適分散投資を実行後「結果概要表示」「取引一覧」でCSV出力し、

取引一覧

EXCELのピボットテーブル等を使って、日単位のデータを集計するという方法です。

・「日単位の約定率」
(取引発生日数÷全営業日数)

・「取引日単位の勝率」
(日単位の損益プラス日数÷取引日数)

・「日単位の期待値」
([取引日単位の勝率X取引日の平均利益]+[(1-取引日単位の勝率)X取引日の平均損失])

などなど…


イザナミHP売買ルールで見てみると、
(検証期間:20000/1/4~2017/5/2)

・「日単位の約定率」29.06%
(取引日数1,237÷全営業日数4,256)

・「取引日単位の勝率」55.13%
(日単位の損益プラス日数682÷取引日数1,237)

・「日単位の期待値(円)」14,726円
([取引日単位の勝率55.13%X取引日の平均利益75,902円]+[(1-取引日単位の勝率55.13%)X取引日の平均損失-60,447円])

※全取引の仕掛け金額平均879,578円で割ると、日単位の期待値(%)の概算は1.67%


一方、イザナミの最適分散投資の検証結果は次の通り。

検証結果

期待値や勝率に大きな違いはないようですね。

とすると、イザナミHP売買ルールでは

・取引が発生するのは、およそ3.5日に1度くらいの間隔
・暴落等で一度に大量の仕掛けシグナルが発生した後はしばらく仕掛けが無い日が続くことがある

といった特徴を理解しておくことが感覚的に重要になってきますね。

売買ルールのコンセプトへの理解を深めるにあたっては、こうした点に加えて、最大ドローダウンや最大連敗数、1取引の最大やられ額といった面も考慮して検証を重ねながら、実際に運用した場合の感覚的な部分もイメージしながら、少しずつ核となるような売買ルールに近付けていきたいですね。


仏大統領選挙を終えて、北朝鮮のミサイル問題も少し落ち着き、相場はするすると反転。

先週、検証を行った期間上昇率のプラス銘柄数とマイナス銘柄数はまた逆転し、プラス銘柄1,897に対してマイナス銘柄1,570と、プラス銘柄の方が大きくなってきましたね。
( 「期間上昇率で相場の雰囲気を調べてみる」  )

「ここからすんなり上げ相場に向かうのか?」

今回は「東証1部銘柄の1株あたり当期純利益平均の推移」を見てみましょう。

EPS推移(200001_201703)

1株あたり当期純利益平均(円) =1株あたり当期純利益(年率換算)合計÷銘柄数

(参照元:日本取引所HP その他統計資料 規模別・業種別PER・PBR(連結・単体)一覧)

この推移を見ると、1株あたり当期純利益平均の直近高値は2014年6月の18.26円で、かれこれ3年近く前になります(2017年3月時点は13.88円)。

一方、TOPIXは2015年8月の1,702.83ptを高値に下げに転じています。

TOPIX推移(200001_201703)

(1年以上のタイムラグがあるのは、2014年10月に日銀追加緩和発表があったことが影響しているのではと考えています)

2016年11月からはトランプ相場と円安の流れに乗って、日本株も小型株を中心に上へ幾分戻していましたが、ここからさらにもう一段上昇していくには、東証1部銘柄全体の業績動向では見えづらく、別の力強い材料が必要な雰囲気が出ていますね。

こうした局面では、相場全体の動向を探る相場判定ルールは、相場全体の上げ兆候よりも、相場全体の下げ兆候を察知する守りの方向に精度が高まり、防御面で力を発揮しそうな局面ではと個人的にはとらえています。

各企業の2017年度の決算動向にも寄りますが、業績期待で有望セクターの銘柄群まるごと買われるような強気相場へすぐ転じるような雰囲気とは言い難く、上昇する銘柄は個別要因で上がっていくような展開を意識しておきたいですね。


先週の日経平均はリバウンド。
ただ反発の仕方が少し弱いような印象も受けますね。

NK225_直近


2017年相場は、4月23日時点の営業日数ベースで76日が経過したところです。

今回はイザナミの相場情報機能を使って、[期間上昇率(75日)]プラスの銘柄数とマイナスの銘柄数の推移をそれぞれ見てみましょう。

<[期間上昇率(75日)]プラスの銘柄数>
期間上昇率75プラス

<[期間上昇率(75日)]マイナスの銘柄数>
期間上昇率75マイナス

2017年は、[期間上昇率(75日)]プラスの銘柄数が、マイナスの銘柄数を上回っていましたが、4/10頃から逆転し、マイナスの銘柄数が上回ってきています。

そして4/21時点ではプラスの銘柄数1,601銘柄、マイナスの銘柄数が1,875銘柄となっています。

「長期で見るとどうか?」

<[期間上昇率(75日)]プラス銘柄数の長期推移>
期間上昇率75プラス(長期)

<[期間上昇率(75日)]マイナス銘柄数の長期推移>
期間上昇率75マイナス(長期)

それぞれ波打つような動きをしていますね。
(指標の特性上、当然そうなりやすいとも言えますがw)

1つ特徴として挙げると、[期間上昇率(75日)]プラス銘柄数が3,000以上となった後、いったん下げ始めた場合、1,000以下の水準まで一気に割り込んでいるケースが比較的多いようにも見えますね。

今後、[期間上昇率(75)]プラスの銘柄数が1,601銘柄(2017/4/21時点)から1,000以下に落ち込むような状況が出てくるのか(?)、出てきた場合は逆張りの買い仕掛けタイミングになるのか(?)といった点は一応意識しておきたいですね。


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