まさやんのアナリスト目線で市場を分析するブログ

先週の日経平均もギャップアップから上昇基調を持続。

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1年半ぶりに2万円越え目前という位置まで戻してきてますね。


さてボラティリティの観点で個別銘柄全体を見た場合はどうか?

今回は「期間高値25日と期間安値25日との乖離率」がある程度の大きさ(30%以上)の銘柄数推移を見てみましょう。

【期間高値25日と期間安値25日との乖離率が30%以上の銘柄数】
期間高値25日と期間安値25日

25日間の期間高値と期間安値の値幅でみた場合、2017年5月現在のボラティリティは2000年からみても相当に低い水準といえます。
昨年11月からのトランプ相場でもボラティリティは拡大しておらず、2017年に入ってからも一貫して低い水準が続いています。

一方、TOPIX推移は次の通り。

TOPIX

TOPIXのチャート推移でみると、上昇・下落の大きなトレンド転換の兆しとしては、ボラティリティ(「期間高値と期間安値との乖離率」の数値)が突出して大きくなるケースが多いようにも見えますので、直近相場でそうしたボラティリティ拡大局面が出てきた場合は、上昇・下落どちらの方向に強まってくるのかは意識しておきたいところですね。

P.S.
最近読んだ株マンガ「マネーウォーズ(全9巻)

マネーウォーズ

場立ちや株券発行などが行われていた1980年台の証券マンを描いたストーリーで、株バブルに向かってく時代背景が少し垣間見れます。
このマンガは1985年から1989年まで月刊誌「ビジネスジャンプ」で連載されていたようなので、マンガの中と現実の時間軸はほぼ同じで描かれていたという点は驚きです。
30年経っても色褪せない、まさに温故知新の株マンガですね。

そして現代の株マンガと言えばこちら。
全シ連39話

全シ連 』最新話、ただいま公開中!
多様性について語るタクマ氏の支部長コラムも合わせてどうぞー!



ゴールデンウィーク中、日本株はさらに上昇。
日経平均はCFDベースでは19,729円まで到達してますね。
(仏選挙を控え、もう少し下に押してくるかも(?)と個人的に思いましたが、するっと上げていきましたw)

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さて好調と言えば、イザナミHPで公開している逆張り売買ルール。
実は2017年度も+59.2万円となかなかの成績を維持しています。

イザナミ売買ルールの設定条

この逆張り売買ルールは

「仕掛けシグナル数が、過去55日間平均の2倍以上」

という仕掛けシグナル数が大幅に増えた時のみ仕掛ける特徴があります。

つまり、暴落局面等で仕掛けシグナルが大量に発生するような日が一度発生すると、その後しばらく仕掛けシグナルが全く発生しない期間がしばらく続くこともあります。

取引数自体は3,000回以上と多いのですが、約定が無い日が続くと、日々のシグナル確認作業をついつい忘れがちになったりします。

また暴落局面で仕掛けシグナルが集中する傾向があるため、ある程度まとまった資金(イザナミHP売買ルールの初期設定は運用資金500万円)が必要になり、約定が無い日が続くと、運用資金を寝かせている感覚にじれったくなったりします。

そして久々に仕掛けシグナルが発生して約定し始めたと思ったら連敗…。

こんな流れで、運用をやめてしまうというケースが往々にしてあります。


実はこれはイザナミHP売買ルールに限らず、よくあるケース(?)で、

(1)売買ルールの特徴(コンセプト)を理解しきれていない
(2)売買ルールが持っている損益推移の時間感覚が掴めていない

といったメンタル要因で、売買ルールの実力を発揮できるような運用体制を整えられていないことに原因があると個人的には考えています。

(実運用を止めた途端、その後の検証結果では大勝ち日が続くというパターン、身に覚えがあります…)


この対策の1つとしては、日単位の損益結果も把握しておくという方法があります。

イザナミで最適分散投資を実行後「結果概要表示」「取引一覧」でCSV出力し、

取引一覧

EXCELのピボットテーブル等を使って、日単位のデータを集計するという方法です。

・「日単位の約定率」
(取引発生日数÷全営業日数)

・「取引日単位の勝率」
(日単位の損益プラス日数÷取引日数)

・「日単位の期待値」
([取引日単位の勝率X取引日の平均利益]+[(1-取引日単位の勝率)X取引日の平均損失])

などなど…


イザナミHP売買ルールで見てみると、
(検証期間:20000/1/4~2017/5/2)

・「日単位の約定率」29.06%
(取引日数1,237÷全営業日数4,256)

・「取引日単位の勝率」55.13%
(日単位の損益プラス日数682÷取引日数1,237)

・「日単位の期待値(円)」14,726円
([取引日単位の勝率55.13%X取引日の平均利益75,902円]+[(1-取引日単位の勝率55.13%)X取引日の平均損失-60,447円])

※全取引の仕掛け金額平均879,578円で割ると、日単位の期待値(%)の概算は1.67%


一方、イザナミの最適分散投資の検証結果は次の通り。

検証結果

期待値や勝率に大きな違いはないようですね。

とすると、イザナミHP売買ルールでは

・取引が発生するのは、およそ3.5日に1度くらいの間隔
・暴落等で一度に大量の仕掛けシグナルが発生した後はしばらく仕掛けが無い日が続くことがある

といった特徴を理解しておくことが感覚的に重要になってきますね。

売買ルールのコンセプトへの理解を深めるにあたっては、こうした点に加えて、最大ドローダウンや最大連敗数、1取引の最大やられ額といった面も考慮して検証を重ねながら、実際に運用した場合の感覚的な部分もイメージしながら、少しずつ核となるような売買ルールに近付けていきたいですね。


仏大統領選挙を終えて、北朝鮮のミサイル問題も少し落ち着き、相場はするすると反転。

先週、検証を行った期間上昇率のプラス銘柄数とマイナス銘柄数はまた逆転し、プラス銘柄1,897に対してマイナス銘柄1,570と、プラス銘柄の方が大きくなってきましたね。
( 「期間上昇率で相場の雰囲気を調べてみる」  )

「ここからすんなり上げ相場に向かうのか?」

今回は「東証1部銘柄の1株あたり当期純利益平均の推移」を見てみましょう。

EPS推移(200001_201703)

1株あたり当期純利益平均(円) =1株あたり当期純利益(年率換算)合計÷銘柄数

(参照元:日本取引所HP その他統計資料 規模別・業種別PER・PBR(連結・単体)一覧)

この推移を見ると、1株あたり当期純利益平均の直近高値は2014年6月の18.26円で、かれこれ3年近く前になります(2017年3月時点は13.88円)。

一方、TOPIXは2015年8月の1,702.83ptを高値に下げに転じています。

TOPIX推移(200001_201703)

(1年以上のタイムラグがあるのは、2014年10月に日銀追加緩和発表があったことが影響しているのではと考えています)

2016年11月からはトランプ相場と円安の流れに乗って、日本株も小型株を中心に上へ幾分戻していましたが、ここからさらにもう一段上昇していくには、東証1部銘柄全体の業績動向では見えづらく、別の力強い材料が必要な雰囲気が出ていますね。

こうした局面では、相場全体の動向を探る相場判定ルールは、相場全体の上げ兆候よりも、相場全体の下げ兆候を察知する守りの方向に精度が高まり、防御面で力を発揮しそうな局面ではと個人的にはとらえています。

各企業の2017年度の決算動向にも寄りますが、業績期待で有望セクターの銘柄群まるごと買われるような強気相場へすぐ転じるような雰囲気とは言い難く、上昇する銘柄は個別要因で上がっていくような展開を意識しておきたいですね。


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