まさやんのアナリスト目線で市場を分析するブログ

先週の相場は少し反発。
日経平均で見ると、終値ベースでは3連騰といった勢いです。

名称未設定-1

ただ9/3北朝鮮による核実験の報道を受けて、今週はリバウンドの勢いが弱まるのか。
どちらに動くにしろ、夏の閑散相場が一段落して、2017年後半のターニングポイントとして市場に動きが出てきそうな気配です。

市場全体のファンダメンタル的には、2017年8月末時点(加重平均ベース)の東証1部はPER17.3倍・PBR1.3倍となっており、これまでの推移(参考データ:日証HP マーケット情報 その他統計資料)や2016年6月末のPER15.4倍、PBR1.0倍という水準からすると、当期純利益ベース・純資産ベースではまずまずの水準と言えますね。
(アベノミクス開始時期の2013年1月はPER23.6倍、PBR1.1倍)


イザナミ相関情報を使って、指数のチャートを元に今週の値動き見通しを調べると、

20170904_0908指数インデックス

やや弱気傾向といえます。

期待で買われる株式市場に今後どんなポジティブな材料が出てくるかを意識しながら、資金管理に注意を払いつつ、コツコツと仕掛けていきたいところですね。


P.S.
ただいま8/30に放送したニコ生を9/7まで期間限定公開中!

nico20170830

テクニカル指標の選び方を会議した

今回はこれまで意外に(?)取り上げてこなかったテクニカル指標に関する内容です。
「システムトレードはまだしたことないよ」という人も、テクニカル指標について一考したい人はどうぞご視聴ください!


先週の日本株は、
週明けギャップダウンから上げ下げまちまち。

20170827_NK225

米国ジャクソンホールでの会談も金融政策について目立った話は出ておらず、新たな展開待ちという感じでしょうか。


ところで最近はめっきりニュースでも聞かなくなった中国人観光客による爆買い報道。

「中国景気は今どうなのか?」

と代表的な株価指数・上海総合指数のチャートを眺めて見ると、

20170827上海総合指数


2007年リーマンショック前の最高値6,124.04の半分戻し位の水準となる3,351.52にとどまっています。
(直近高値となる2015年6月の5,178.19から見ても、約-35%の価格位置にあります)

世界各国の指数が、2007年頃の高値を上回る、あるいは高値付近にあるのが多いことを考えると、中国の株式市況はジワジワと回復しつつありますが、やや弱い印象を受けますね。


世界景気の大きな牽引力となってきた中国経済。
世界各国の株式市場がもう一段上に伸びるには、思惑買い先行のトランプ・ラリーに続いて、世界の実体経済に影響力が大きい中国経済で、新たなポジティブ材料が出てくるかは1つポイントになりそうですね。


P.S.
今週8/30(水)、ニコ生放送を行います!



「 テクニカル指標の選び方を会議する 

今回は売買ルール作りに欠かせない要素の1つである「テクニカル指標」に着目して、ざっくばらんに会議します。

どうぞお楽しみに!


先週の日経平均は、やや連続ギャップダウン気味ですね。

NK225チャート

日経平均の寄り付き価格が前日高値を上回ったり、前日安値を下回って始まるケースでは、

「トレンド傾向が出やすいのか?」

今回は、イザナミを使ってざっくりと調べてみました。


設定条件は次の通りです。

まず相場情報を使って、GU(ギャップアップ)とGD(ギャップダウン)の相場情報ルールを設定します。
(対象銘柄は、日経平均のみ)

<相場情報>
・GU…[下窓開け]が発生(株価位置に対して上側に窓が発生)
20170821相場情報ルール_GU下に窓発生

・GD…[上窓開け]が発生(株価位置に対して上側に窓が発生)
20170821相場情報ルール_GD上に窓発生



次に、作成した相場情報ルールを仕掛け条件に組み込んでいきます。

【GU(ギャップアップ)頻度が高い場合】

<仕掛け条件>
・相場情報ルール:「GU[(集計した銘柄数の期間平均(15日))]」が、「GD[(集計した銘柄数の期間平均(15日))]が以上」
・過去9日間に[下窓開け]が発生した日が3日以上
・翌日寄り付きで買いを仕掛ける
20170821仕掛け条件_GU下に窓発生

<手仕舞い条件>
・保有日数5日で引け手仕舞い


【GD(ギャップダウン)頻度が高い場合】

<仕掛け条件>
・相場情報ルール:「GD[(集計した銘柄数の期間平均(15日))]」が、「GU[(集計した銘柄数の期間平均(15日))]が以上」
・過去9日間に[上窓開け]が発生した日が3日以上
・翌日寄り付きで売りを仕掛ける
20170821仕掛け条件_GD上に窓発生

<手仕舞い条件>
・保有日数5日で引け手仕舞い


設定内容は、過去15日間で「株価よりも下側に窓が発生して上昇した日」と「上側に窓が発生して下落した日」の比率を求めて、比率が大きい方向にトレンドフォローして売り買いを仕掛けた場合、成績はどうかという意味になります。
ある程度のGU/GDが発生しているケースに絞るため、過去9日間で3日以上発生という条件を追加しています。
取引対象銘柄も「日経平均」のみとしています。


さて検証結果はというと、

【GU(ギャップアップ)頻度が高い場合に買い】
20170821GU成績


【GD(ギャップダウン)頻度が高い場合に売り】
20170821GD成績


「どちらかというと、ギャップ方向に素直に動きやすい?」

という感じくらいでしょうか。

ただ保有日数5日という点を考慮すると、思ったよりあまり動かないですね…

最近の市場はボラティリティが縮小気味。
こんなときは、ちょっとした寄り付きの荒れ具合で、メンタル面で振り回されないように注意しながら、コツコツ挑んでいきたいと思いますね。


P.S.
8/30(水)は、「株システムトレード情報局」のニコ生放送を行います。



テーマは後ほど、どうぞお楽しみに!


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