まさやんのアナリスト目線で市場を分析するブログ

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今回は世界の株価指数を使って
「世界的には今どうなってる?」
という観点から今の相場を見ていきましょう。
(週刊エコノミスト7/26時点のデータ参照)
まずG8陣営。
2013080710
「日本は1年で67.4%!」断トツです。
やはり最近の日本株の上昇は大きかったなと改めて感じます。
ただ1~3年スパンで見ると、米国をはじめ各国も力強く上昇しているようですね。
(イタリアは債務問題、ロシアはエネルギー需要低迷で弱めですが)

一方、風向きが変わって苦戦中なのは、
かつて「BRICs」と呼ばれた4ヶ国。
(ロシアはこちらにも入ってます)
景気減速や資源価格下落から、株式市場の低迷が続いているようです。
2013080711
ただ新興国の中でも、引き続き好調なのがアジア諸国。
2013080712
フィリピン・タイ・インドネシアは、3年スパンで日本以上に大きく上昇しています。
さてここで気になるのが、この上昇が引き続き続いていくのかという点です。
長期的にはアジアがさらに発展していくという期待は、世界的にも高まっています。
でも短期的にはどうなのか?
特にFRB金融緩和縮小の影響はどう出るのかは気になるところです。
「引き締めは投資を弱め、増税は消費を弱める。」
引き締めは、アジア経済にとって下押し圧力になると個人的には思います。

①海外からの投資マネー縮小

②アジア株式市場下落

③設備投資や消費が低迷

④景気の下押し

という流れです。

ただアジア諸国は、2012年度ベースで経常収支が黒字化している国が多く、1997年のアジア通貨危機のように、経常収支が赤字となっていた状況とは違います。
仮に海外投資マネーが引き上げていったとしても、自国通貨安で輸出競争力が強まり、
経済はやや下押しの後、底堅く推移し、堅調な成長を続けると見ています。
(インドネシアは、2012年度ベースでも経常収支が赤字でやや厳しい状況です)

日本株にとって注意すべきは、FRB金融緩和縮小による国内外の金融機関への影響です。
前回7/31のニコ生で視聴者の方から、
「FRB金融緩和の影響はどう?」
というコメントを頂いたのですが、FRB金融緩和縮小によって、事業環境が悪化した金融機関から信用収縮が起こり、その影響でアジア株をはじめ、日本株も下落するといった可能性には注意かなと見ています。
「FRB金融緩和縮小は、世界の実体経済には押し目。ただし金融機関の動向には注意。」
そういった感じでとらえています。

さてこうした世界的なマネーシフトが起こりつつある状況だと仮定すると、今の日本株相場は上値ブレイクを見据えつつも、レンジ相場が3~6ヶ月続くことも意識しておきたいと思います。
smile
株システムトレード情報局( ダイジェスト / 本編 )
システムトレードに関するテーマを会議してます。
定期的に放送していますので、どうぞお楽しみに!


前回は、アベノミクス相場は新興銘柄が盛り上がっている状態なので、大相場が始まったばかりの可能性が高いということを書きました。
今回は、「実際、足元の景気はどうなのか?」をマクロ経済データを使って見ていきましょう。
(内閣府週刊エコノミスト参照)
まずマネーの状況を見てみると、
20130731マネー量比較
金融緩和で、マネタリーベースは大きく増えて、流動性の増加も続いています。
金融緩和の効果は、実体経済へ影響が現れてくるまでに1~2年ほどかかると言われています。
企業貸出が、今後増えてくるかどうかが1つのターニングポイントですね。
実体経済の指標を見てみると、
20130801実体経済指標
(景気動向指数の見方としては、「先行」は需給の変動、「一致」は生産の調整ととらえるようです)
景気動向指数のCI先行系列を見ると、需給が改善してきているようです。
「足元の景気は、弱いながらも少しずつ上向いている。」
と言えそうですね。
実体経済の景気が上向くことで、企業の業績にも反映されてきそうです。
今年前半の上昇相場は、先行きに対する期待で買われた期待先行相場でした。
株式市場では、これから業績相場に突入していく展開でしょうか。
今後注目の国内指標は、消費税upの判断基準となる「4-6月期GDP改定値(発表日は9/9)」。
その前段階となる「4-6月期GDP速報値(発表日は8/12)」を材料に、相場が上げ下げする展開となりそうです。



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