ビットコインをこれからいろいろ調べてみようかと思った矢先、渋谷の取引仲介会社Mt.Goxがまさかの取引停止。
先ほどMt.Gox代表が記者会見。
「システムに弱いところがあり、コインが無くなった…」
無くなったのは75万ビットコインで、その額およそ370億!(驚)
先週記事を書いた後、翌日ビットコインのチャートを見たら、前日比+118.49%!
「尋常じゃない値動きだな」と思いつつも、試しにどんなものか1ビットコインくらい買ってみようかなと思い始めたところでギリギリセーフ(笑)
世界最大規模のビットコイン取引所Mt.Gox破綻は、仮想通貨ビットコイン熱に一旦ピリオドを打ちそうですね。
「じゃぁピリオドの向こうはどうか?」
個人的には電子通貨が普及していく流れは今後も続くと思っています。
貨幣の三大機能は、
(1)交換機能(財やサービスの支払い手段)
(2)価値を計る尺度(米1Kgに対して魚5匹のように交換するときの基準)
(3)価値の保蔵手段(現在の資産価値を将来へ保蔵)
※貨幣とは「お金」そのものの総称。通貨とは「その国で通用する貨幣」のこと。
Mt.Goxがサイバー攻撃に合ってビットコインを消失したということが事実ならば、ビットコインの(3)価値の保蔵手段としての信用が揺らいだといえます。ただビットコインのような電子通貨が持つ海外送金や貿易決済が便利という(1)交換機能の優位性が否定されたわけではありません。
今回のビットコイン問題を引き金に、電子通貨へのニーズが再認識され、(ビットコインに限らず)電子通貨の普及は今後加速し、法整備も後から追いついてくるという歴史的に成長産業によく見られる展開となりそうです。
(個人的にはTANAKAの純金積立が好みです)
コメント