最近の話題銘柄の1つといえば、「7312タカタ」がありますね。

7312タカタ

米国でのエアバッグリコール問題で、2日連続のStop安で終日値付かず…。

7312タカタStp安

こういった銘柄に逆張りの仕掛けがヒットした場合、この後リバウンドするかは気になるところ…。

こんなとき、

「この後どういう値動きパターンが多い?」

という観点で、イザナミ相関情報で調べる方法があります。

方法としては、まず相関情報「指定銘柄との相関(日付指定)」で、相関を取る銘柄を「(7312)タカタ」、相関を取る指標を「終値」、相関を取る基準日を2017/1/20と設定します。

20170123相関情報

そして仕掛け条件に相関情報ルールを組み込みます。

20170123相関情報75(仕掛け)

上記ルールは、「7312タカタ」で、2017/1/20を基準として過去75日間の終値の動きが似た銘柄(例:相関係数0.90以上の銘柄)に仕掛けるという設定になります。
(手仕舞いは、保有日数5日以上で引け決済)

検証結果を見ると、

----------------------------
勝率:53.53%
取引回数:8450回
平均利益:+5.01%
平均損失:-4.71%
期待値:+0.49%
----------------------------

さすがにここまで下げてくると、
来週末引けまでの5日間保有した場合、
どちらかというと若干プラスの期待値が出てくるようですね。

さらに以前ニコ生で少し触れたことがありますが、
連続stop安の最中に逆張りで仕掛けるよりも、
Stop安の流れがいったん止まった後に仕掛けるといった
ワンクッションを置いた方が期待値がさらに向上したりします。

20160628ザラ場データを会議する

(放送に使ったPDF資料をご希望の方はこちらから)

「Stop安が剥がれたことを確認してから仕掛ける?」
「寄り付きStop安気配の銘柄は、仕掛け回避?」
「引け間際の終日Stop安銘柄は注文キャンセル?」

市場で話題の銘柄の値動きをヒントに、検証を色々試してみるのも大いにありですね。