先週金曜の日経平均は、前日比マイナス974円。
強烈な下げが来ましたね。

<日経平均>
20180326日経チャート

日経先物の夜間も続落し、
20,140円となっているので、
週明けも赤ライン付近のギャップダウンから波乱な幕開けとなりそうです。

また3/27(火)は
期末配当の権利落ちが確定となるので、
今週の日本株市場は一段と動きが活発化しそうですね。

<日経平均>
20180326日経

赤ライン付近で寄り付くとなると、
2017年後半からの上げ幅4,000円を帳消しにする株価位置まで下げてきたことになります。


今年の最高値24,129円をつけた1/23時点では

「ここで下げたら買いチャンス。」
「買いを仕掛けたいから、もうちょっと下げてほしい。」

などと考えて、下げた局面を狙えるような売買ルールを準備したりもするものですが、

いざその水準まで下げたとなると、

「まだまだ下げるかも…」
「下落相場のはじまりかも…」

といった気持ちが勝り、仕掛けをつい躊躇したりしてしまう場合があります。


過去データの検証結果を元に
仕掛けると心に決めていても、
こうした心理的な負荷が運用を難しいものにしてしまう…。

「この心理ギャップをどう埋めるか?」

ここにトレード全般の課題があるとも言えます。

個人的にはやはり自分自身で検証を重ねながら、
売買ルールが持つ強みへの理解を深めていくことが
結果的にはトレード成績の明暗を分ける重要な要素の1つになってくるのではと思ったりしますね。